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【現役キャリアセンター係長が教える】「自己分析」と「業界研究・企業研究」

このページにたどり着いていただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

某大学の現役キャリアセンター係長のしげです。

学生や同僚からは、「しげさん」と呼ばれています。

銀行員から大学職員になって10年目で、キャリアセンター係長として毎年200人以上の就活生に対して、内定を得る為のアドバイスをしています

 

【運営者実績】-----------------------------------------
◯自身の内定獲得数18社、志望企業上位の大手銀行へ入行
◯毎年200名以上の就活生にアドバイスをしています
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しげさん
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目次

≪この記事で解決できる悩み≫

★ 就活を始めようと考えているのですが、具体的な準備について知りたいです。

★ 自己分析や業界研究・企業研究の方法がわかりません。

 

就活生A
就活を始めようと考えているのですが、具体的な準備はどうすればよいですか?

就活生B
自己分析や業界研究・企業研究の方法を教えてください!

 

しげさん
就活の具体的な準備として、4項目(①自己分析、②業界・企業研究、③ES(エントリーシート)、④面接)に触れたいと考えています。今回は、その中でも①自己分析と②業界・企業研究を取り上げます。言葉は聞いたことがあっても、取り組もうと思うとうまく進められません。順に解説していきます。

 

今回は、次のテーマでお話をします。

・就活の具体的な準備

・自己分析

・業界・企業研究

 

自己分析や業界・企業研究の一般的な方法について概括していきますが、私の普段の仕事(大学のキャリアセンター職員)を存分に活用したいと考えています。

 

普段からキャリアセンターに足を運んでくれる就活生のみなさんには直接話ができるのですが、就活生から見るとキャリアセンター職員は遠い存在のようです。

このブログを始めたのも、少しでも私が持っている情報を多くの就活生に知ってもらいたいという思いからでした。

1人でも多くの就活生の力になれたらいいなと思っています。

 

ここでは、単なる就活の進め方だけにとどまることなく、就活生が困っていること、よく相談があること、そして私が就活生に伝えていることをみなさんと共有していきます

そして、みなさんには、貴重な大学時代の時間を無駄なく有意義に過ごしてもらえるよう、ピンポイントで届く情報を発信していきたいと思います。

 

では、詳しく見ていきましょう!

 

就活の具体的な準備

今回から、2回に分けて、就活の具体的な準備について概括していきます。

下記の4項目を順に書いていきます。

①自己分析

②業界・企業研究

③ES(エントリーシート)

④面接

 

それぞれのやり方、方法については、いろいろな書籍やサイトなどに書き尽くされています。

そのため、アウトラインは書きますが、私の仕事場であるキャリアセンターで日々起こっていることを踏まえて、私の考えを中心に述べていこうと思っています。

今回は、①自己分析、②業界・企業研究です。

 

おそらく、この私のサイトを読んでくれている就活生のみなさんは、就活を始めるに当たって、いろいろな場面で「自己分析をしよう」「業界・企業研究をしよう」と言われていると思います。

 

私の考えは、内定(=ゴール)を見据えて、その内定(=ゴール)から逆算した計画を修正しながら行動をすれば、より良い結果となり、みなさんにとって良い就活を終えることができるというものです。

そして、この考え方は、就活だけにとどまらず、仕事を進めていくうえでも重要なものになります。

 

これからお伝えする5項目(①自己分析、②業界・企業研究、③ES(エントリーシート)、④面接)は、内定(=ゴール)を見据えて、その内定(=ゴール)から逆算した計画があることが前提となります。

この計画がなければ、部分的にこなしているだけで、成果が出にくいです。

 

このあたりは、下のリンクから確認してみてください。

前から順番にスケジュールを組む習慣のある人は、一度逆算して計画を立てることをお勧めします。

目的が明確になって、早く成果が出るようになります。

是非、試してみてほしいと思います。

ゴールからの逆算
【就活するなら必ず読んで】「内定(=ゴール)から逆算すること」の意味 ~就活の軸の決め方~

続きを見る

【就活を「内定(=ゴール)から逆算すること」の意味 ~就活の軸の決め方~】

1 逆算思考と積み上げ思考

2 ゴール(=内定)の時期の明確化と就活の軸

3 ゴール(=内定)から逆算した項目の洗い出しと時期の明確化

4 自信はなくてもやり始めてみることが大切!

 

小難しいことを書いてきましたが、「木を見て森を見ず」ということわざもありますが、全体を把握してから部分を見ていくことが成功への近道です。

 

こんな話をすると就活生のみなさんは身構えてしまうのですが、肩ひじ張る必要はありませんので、気軽にまずは内定(=ゴール)から逆算した計画を立てましょう

 

この計画は何度も修正してよいです。

いや、修正しなければなりません。

 

その後、部分に焦点を当てていきましょう。

「大」→「小」をイメージする感じです。

 

では、内定(=ゴール)から逆算した計画を作成したとして、詳しく見ていきましょう!

(もちろん、計画を立てる前に読んでもらってもOKです!)

 

自己分析

「自己分析をしよう!」と言われたら何をしますか?

大手のサイトのリンクを貼っておきますので、読んでみましょう!

リンク先の下に、リンク先の概要と私の考えを付けています。

≪リクナビ≫

https://job.rikunabi.com/contents/howto/4143/

(リンク先の概要)

・自己分析とは、自分の特徴を理解するために、これまでの経験や考え方を振り返って整理すること

・掘り下げるテーマを決めて、「なぜ?なぜ?」と深掘りしてみる

 ステップ1 「頑張ったこと」「楽しかったこと」「大変だったこと」など1つのテーマを決める

 ステップ2 今までの人生の中で「頑張ったこと」をさまざまなシーンで振り返り、挙げてみる

 

(しげさん(=私)の考え)

「自己分析とは、自分の特徴を理解するために、これまでの経験や考え方を振り返って整理する」との記述がありますが、もう少しかみ砕いていうと、「過去の経験や考え方を思い出す」ということだと考えています。

下記に、思い出す手順を挙げます。

 

≪思い出す手順≫

・高校時代・大学時代の写真を時系列に眺める(卒業アルバムも有効です)

・印象に残っている出来事を5つ程度書き出

・5つ程度の出来事それぞれについて、その時どのようなことを考えて(喜怒哀楽)、どのように行動して、どうなったかを書き出す

 

5つ程度の出来事と感情・行動を突き合わせてみると、自分のパターンが見えてきます。

喜怒哀楽の感情に対して、どう行動して、どうなったかに注目してみましょう。

 

例えば、「怒」について、次のような就活生のエピソードを紹介します。

 

≪実際の就活生のエピソード≫

部活動で「遅刻するな」と注意しても、遅刻を繰り返してしまう後輩に怒りの感情を持ちました。

しかし、怒っても仕方がないと直感的に考えて、「遅刻すると、練習の始まりが締まらず、チーム全体のモチベーションに悪影響だよ」と冷静に話すと、理解してもらえたようで、二度と遅刻はしなくなりました。

怒りの感情をぶつけるのは簡単ですが、人間関係に亀裂が入りやすくなり、他にも悪影響です。

怒りの感情は置いて、冷静になって事実を話し合うと良い関係を築けると思います。

 

さらに、「なぜ?なぜ?」と深掘りすることも必要です。

上の例で考えてみます。

・最初、なぜ怒ったのでしょうか?

→後輩が遅刻して、チーム全体に迷惑がかかると思ったから。

→自分は、全体の輪を乱す行動を取る人に怒りを覚える

なぜ、怒っても仕方がないと思ったのか

怒りの感情があるものの、怒ることによってこの後輩との関係が悪くなり、他にも悪影響を与えると考えた

→自分にとって、人間関係は非常に大切なものである

→怒ることより、冷静になって事実を話し合うことで、良い人間関係を築けることを知っていることが自分の強み

 

ここでは、「怒り」という感情がなぜ起こり、なぜ怒りを鎮められたのかがわかりました。

さらに、この怒りの感情の浮き沈みから、自分の性格や考える方向についても考えられています。

 

ここまでは、あくまでも一例です。

みなさんの喜怒哀楽の感情を深掘りして自己分析をしてみてください。

 

過去の自分を思い出すことは大切なのですが、なかなか思い出せなかったり、考えがひとりよがりになってしまったりすることがあります。

ひとりで自己分析をするのは難しいと思う人は、下のリンク先のツールを使って分析してみてください。

その他、冒頭でも紹介した3つのエージェントは特に勧めます。

自己分析は自分で考えたあと、客観的に誰かにみてもらうと深みが増していきます

必ず相談しましょう。

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就活では、自分ひとりで行動する勇気も非常に大切ですが、うまく頼れる人やものをみつけることも大切です。

これは仕事でも言えることで、自分のことをわかってくれていて、的確にアドバイスをくれる人を見つけるセンスのある人は、時間を有効に使って成果を出しています。

頼られる方も意気に感じて頑張ってしまいますし。

 

ただし、自己分析ツールはやりすぎるといろいろな結果が出てしまって混乱してきます。

訳が分からなくなることもあります。

多くても3つまでにとどめておきましょう。

 

ということで、自分の過去を思い出すことで自己分析を進める方法を考えてきました。

ポイントは、過去の出来事を5つ程度思い出して、5つそれぞれについて、その時どのようなことを考えて(喜怒哀楽)、どのように行動して、どうなったかを書き出すことです。

 

うまくいかないこともあると思いますが、ここは時間をかけるところです。

じっくり、焦らず進めてみましょう。

 

業界・企業研究

次に、業界研究・企業研究について書いていきます。

 

すでに下記のリンク先で触れています。

業界研究や企業研究を始めたものの、探し方が正しいのか不安だったり、情報量が多すぎて自分の中で処理しきれなくなっていたりする就活生がいます。研究方法は、多くのツールがありますので、そのツールを活用しましょう。そして、期限を決めることも重要です。

業界研究
【本当にあった就活生からの相談】業界研究や企業研究を進めようと思っているのですが、何をどのようにすればよいかわかりません。

続きを見る

【本当にあった就活生からの相談】業界研究や企業研究を進めようと思っているのですが、何をどのようにすればよいかわかりません。

1 業界研究・企業研究の進め方を解説します。

2 逆求人型サイトを提案します。メリットがたくさんあります。

3 デメリットもありますが、メリットが上回ります。

4 逆求人型サイトを活用して、あなたの視野を広げましょう!

 

業界研究や企業研究に限らず、何かを調べるときに、目的が明確であればそれを調べればよいのですが、明確でない場合は、「大」から「小」を意識してください。

 

いきなり「小」(細部)を調べようとすると、ずーっとネットサーフィンをしてしまい、いくら時間があっても足りません。身にもなりません。

 

とはいっても、「大」って何?「小」って何?となると思いますので、まずは、正しいやり方を紹介します。

 

ポイントは、まず、業界を分解することです。

そして、業界を分解して、その後個別の企業にたどりつくのですが、ここはツールを活用しましょう。

その他、冒頭でも紹介した3つのエージェントは特に勧めます。

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何でもそうですが、なかなか人に頼るのは難しいですよね。

そこで役立つのがサイトなどのツールです。

すべて無料で登録できるものばかりで、気軽に相談に乗ってくれます。

試しに登録してみましょう。

合わないと思ったらやめればいいのです。

 

ただし、情報量が多すぎると何が正しくて、何が正しくないのかわからなくなるので、数を決めておきましょう。

私は、1つのテーマにつき、5つが限度だと考えています。

 

適切な量で、じっくり、あせらず進めましょう!

今回は、就活の具体的な準備として、4項目(①自己分析、②業界・企業研究、③ES(エントリーシート)、④面接)に触れてきました。

その中でも①自己分析と②業界・企業研究を取り上げました。

言葉は聞いたことがあっても、取り組もうと思うとうまく進められません。

 

うまくいかないこともあると思いますが、ここは時間をかけるところです。

じっくり、焦らず進めてみましょう。

 

情報量が多すぎると何が正しくて、何が正しくないのかわからなくなるので、登録するサイトの数を決めておきましょう。

私は、1つのテーマにつき、5つが限度だと考えています。

 

もう一度、私がおすすめするサイトを紹介します。

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  • この記事を書いた人

しげさん

就活内定の請負人@現役キャリアセンター係長 「就活の始め方を制した者が、内定を制す」をモットーに毎年200名以上の就活生を相手に内定に向けたアドバイスをしています。 偏差値49の中堅地方大学から志望人気ランキング企業トップになる銀行へ内定を得た自身の経験を活かしながら、指導にあたっています。就活生に役立つブログを運営していきます。▲経歴:大手銀行員→大学職員(10年目)▲目標:毎年このブログ訪問者から内定者1,000人以上輩出すること。

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